【カスタムファームウェアとは】
カスタムファームウェアは、Dark Alex氏が開発していたものを中心とした、PSPの非公式ファームウェア
です。その後、M33が引き継ぎ、何度となく拡張を遂げています。カスタムファームウェアは、公式ファーム
ウェアVer.1.50を基にして、そこへ最新のファームウェアのコードを追加、さらに独自のコードを追加した、
合成ファームウェアのようなものです。主な機能としては、以下のようなものがあります。
・最新ファームウェアの機能を使用することができる
・メモリースティックPro Duoから、ISO/CSO化したUMDゲームを起動することができる
・プラグイン(PRX)で独自の機能を導入して、適用することができる
・公式ファームウェアVer.1.50にて起動していたソフトウェアを起動することができる
・リカバリーモードの機能を利用することができる
【公式ファームウェアVer.x.xxからv1.50へダウングレードする】
ここからダウングレードについて記述します。なお、公式ファームウェアのバージョンをダウングレード
する時には、幾つかの方法がありますが、今回は一番簡単で安全な「パンドラ・バッテリー」を使用した
ダウングレードの方法を説明します。「パンドラ・バッテリー」を所持していない方はこちらからも購入する
ことができますので、ご確認ください。なお、「パンドラ・バッテリー」の作成方法については、以下に記述
してあります。
<準備するもの>
・ダウングレードをおこないたい本体(PSP-1000またはPSP-2000)
・カスタムファームウェアの導入された本体または公式ファームウェアVer.1.50の本体
(このどちらかがないと、ダウングレードするためのバッテリーとメモリースティックが作成できない)
・メモリースティックPro Duo 256MB以上
・PSP専用バッテリー
(パンドラ・バッテリーにすると、通常のバッテリーとしては使用できない)
・市販のパンドラ・バッテリー『Pandora's Battery』
・公式アップデータVer.1.50「EBOOT.PBP」 [download]
<作成手順>
・リンク先より「Pandora's Battery」をダウンロードして展開する。
・PSPとPCをUSB接続して、PC上からメモリースティックをフォーマットする。
・「mspformat.exe」(/mspformat/mspformat.exe)を「C:/ユーザー名」に移動させる。
・コマンドプロンプト(スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト)を起動して、
以下のコマンドを入力して、Enterキーを押下する。(fはメモリースティックのドライブを指定)
>mspformat.exe f
・「You are about to format the drive F. All data will be lost. Do you want to continue? [Y] 」
と表示されたらYを入力して、Enterキーを押下する。
・「Drive succesfully formatted, and partition moved.」
と表示されたらフォーマット完了です。
・次に、本体にメモリースティックを挿入した状態で、PCとUSB接続する。
・メモリースティックに手動で「PSP」フォルダ「ms0:/PSP」を作成、さらにその中「GAME」フォルダ
「ms0:/PSP/GAME」を作成する。なお、カスタムファームウェアの場合は「GAME150」フォルダ
「ms0:/PSP/GAME150」も作成する。
・「installer」フォルダの中にある以下のフォルダを「GAME」フォルダ「ms0:/PSP/GAME」へ配置
する。なお、カスタムファームウェアの場合は「GAME150」フォルダ「ms0:/PSP/GAME150」へ
配置する。
■「pbfirm_install」フォルダ(/installer/pbfirm_install)
■「pbfirm_install%」フォルダ(/installer/pbfirm_install%)
・「battery」フォルダの中にある以下のフォルダを「GAME」フォルダ「ms0:/PSP/GAME」へ配置
する。なお、カスタムファームウェアの場合は「GAME150」フォルダ「ms0:/PSP/GAME150」へ
配置する。
■「pandora_battery%」フォルダ(/battery/pandora_battery)
■「pandora_battery%」フォルダ(/battery/pandora_battery%)
・公式アップデータVer.1.50の「EBOOT.PBP」を 「UPDATE.PBP」にリネームして、
メモリースティックのルートフォルダ「ms0:/」に配置する。
・ファームウェアのメニュー画面のXMBよりゲームの項目のメモリースティックから
「Pandora's Battery Firm. Installer」を起動する。
・×ボタンを押下すると、インストールが開始されて、終了すると自動的にXMBへ戻る。
・この時、メモリースティックのルートフォルダに「msipl.bin」が作成される。
・PSPとPCをUSB接続する。「msipl.bin」(ms0:/msipl.bin)と「msinst.exe」(/msinst/msinst.exe)
を「C:/ユーザー名/」にコピーする。
・コマンドプロンプト(スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト)を起動して、
以下のコマンドを入力して、Enterキーを押下する。(fはメモリースティックのドライブを指定)
>msinst.exe f msipl.bin
・「Are You Sure ?[Y]」
と表示されたら「Y」を入力して、Enterキーを押下する。
「Write MS BOOT CODE」と表示されたら、終了です。
・ファームウェアのメニュー画面のXMBよりゲームの項目のメモリースティックから
「Pandra's Battery Creator」を起動する。
・×ボタンを押下すると、インストールが開始される。
・インストール終了後、「Writting serial 0xFFFFFFFF」と表示されて、XMBに戻る。
以上のようにおこなうことで、ダウングレード用のメモリースティックとバッテリーが作成できます。
このメモリースティックを「Magic Memory Stick」、バッテリーを「JigKick Battery」と呼びます。
以降、この「Magic Memory Stick」と「JigKick Battery」を使用したダウングレード方法を説明します。
・ダウングレードしたいPSPの本体に「Magic Memory Stick」を挿入する。
・ACアダプタ(電源コード)を装着したままでは、バッテリーが起動できないため、
取り外す。
・「JigKick Battery」をPSPの本体に取り付ける。
・それと同時に、PSPが自動的に起動して、メニューが表示される。
なお、メニューとキーの割り当ては以下のようになります。
×ボタン - ダウングレード(ms0:/UPDATE.PBP)
○ボタン - NAND Flashをバックアップ(ms0:/nand-dump.bin)
□ボタン - バックアップしたNAND Flashで元通りにする(ms0:/nand-dump.bin)
・まず、○ボタンを押下して、バックアップを取ります。
次に×ボタンを押下して、ダウングレーダーを起動する。
・「Pandora's Battery Downgrader」が起動したら、さらに×ボタンを押下して、
ダウングレードを開始する。
・しばらく待つと、ダウングレードが終了するので、×ボタンを押下して、シャットダウンする。
・本体の電源を入れると、ブルースクリーンが表示されるので、○ボタンを押下する。
すると、再構築が始まりバージョンが1.50へ戻されます。
以上のようになります。「パンドラ・バッテリー」を購入しておくと、「パンドラ・バッテリー」の作成する
肯定が省かれますので、作業が楽になると思います。また、自分のバッテリーを潰す必要もないので、
ひとつあっても損はないのでは…ただ、達成感という意味では作成した方があります。
最後となりますが、ダウングレードをおこなう場合は自己責任にてお願いいたします。ダウングレード
が原因で引き起こされた障害やトラブルについては当サイトは一切の責任を負いません。また、それに
よって発生した故障や修理といった対応も一切おこなっておりません。ご了承のほど、よろしくお願い
いたします。
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